医療法人博愛会 介護老人保健施設博愛苑
福岡県京都郡に位置する博愛苑は地域に根差したアットホームな環境作りを心がけ、医療ニーズと介護ニーズを兼ね備えた介護老人保健施設です。
博愛苑には要介護4または5の利用者が35%以上を占めており、中には重度の認知症を患っている方もいらっしゃいます。
そんな中、共連れによる離設が発生し、セキュリティが万全ではないと判断して見直しをしていたそうです。
その時にLYKAONの存在を知り、実際にご利用頂く事になりました。
ここでは、導入前と導入後についてのアンケートに答えて頂きましたので、詳しい内容をご紹介いたします。
テンキー式の施錠で離設対策を行っていたのですが、共連れによる離設が発生した事がありました。
その時に今のセキュリティが万全ではないと判断して、何かいいものはないか探していたらLYKAONを見つけました。
LYKAONを選んだ理由は2つあります。
1つは、負担や制限をかけることなく離設を防止出来る事です。
自然体のまま治療やリハビリを受けられる環境を大切にしているので、ストレスや負担を与えるような方法はなるべく避けたいと考えているんですよね。
その点、LYKAONは何かを持たせたり行動を縛ったりする必要がないので、最適だと思いました。
そして2つ目は、システム側だけの運用で見守り体制が整えられる事です。
職員には皆様のケアに集中して欲しいと思っているので、負担を軽減しながら徘徊の問題を解決したいと考えてLYKAONを選びました。
テンキー式の施錠と人の目で管理をしていました。
出入り口に鍵を取り付けてあるので、暗証番号を押さないと通れない仕組みになっています。
さらに、職員全員で離設対策を徹底させ、注意事項の共有や事故防止の取り組みを行い、人の目で管理していました。
ですが、共連れで離設が発生した時は今のやり方に限界を感じましたね。
テンキーのみの時は共連れの離設が発生する危険があったので、人の出入りを常に見張っている必要がありました。
でも、LYKAONを導入してからはシステムに見守りを任せられるようになったので、職員の負担がだいぶ軽くなりましたね。
目を離した隙に離設が発生する事もないので、導入後はとても安心感が増したと感じています。
施設の出入り口にカメラを設置して、認知症の方は重度・軽度にかかわらず登録しています。
あとは、検知するために設定を調整して運用していますね。
登録や設定の操作は難しくないので、ストレスなく使えるのが気に入っています。
スタッフに対して誤検知する事があるので、その頻度がもう少し減ってくれれば良いなと思っています。
導入してからは離設が発生した事がないので、具体的な効果は体感出来ていません。
ただ、間違いなく見守りの精度が上がった事は実感しています。
テンキーよりも安心感が増したので、付加価値を生み出すという意味では導入して良かったと思っていますね。
ネガティブな意見はなく、受け入れられています。
むしろ、離設対策に取り組んでいるという点で安心してもらえる事があるので、快くご了承頂けることが多いですね。
まだ離設が発生していないのでなんとも言えませんが、実際に起きた時にLYKAONが検知してくれれば、間違いなく費用対効果を感じられると思います。
LYKAONは負担をかけたり行動を制限したりする事なく離設を防止出来るのが大きいですね。
検知履歴の画像をプリントアウト出来たら良いなと思っています。
履歴をいつまでも手元に残しておけるので。
あとは、登録するために色々な角度から撮影した画像が欲しいので、登録用カメラとして持ち運び出来るものがあると良いですね。
カメラは施設の出入り口に設置してあるので、登録するときは出入り口を何度か通ってもらっていますが、その手間が軽減されると嬉しいです。
徘徊防止システムLYKAONは、顔認証技術を活用した新しい形の徘徊防止システムです。
認知症などに伴う入居者の無断外出、医療施設における無断離院を未然に防止します。
施設様、入居者様の安心のため、是非ご活用ください。