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  • エスケープ対策の必要性

日本は超高齢化社会と言われており、今後はますます深刻化していく傾向があります。
この背景に伴い、認知症を患う人の数はどんどん増えていき、各メディアでは様々な事件や事故が報道されています。
そんな中、医療機関や福祉施設が特に注目しているのは「エスケープによる事故」です。

認知症の徘徊症状が原因によって患者・利用者がエスケープしてしまい、その後事故に発展する。
このようなトラブルが発生してしまうと、施設の管理者や運営者は監督責任を問われることになります。
過去の事例では交通事故や脱水症状、凍死などのケースも発生しているので、エスケープ対策は急務と言われています。

エスケープが発生しやすい状況

  • 忙しくて人手が足りていない
  • 対策しなくても大丈夫だと思っていた
  • エスケープ対策のグッズを過信していた

過去の事例では、主にこれらの状況でエスケープが発生しています。
また、この他にも「対象者にストレスを与える対策」を行っていたせいで、事態が悪化したケースもあります。

具体的には出入り口を施錠したり、GPS機能の付いたグッズを持たせたりする方法です。
これらの対策は「自由を奪われた」と思われる可能性があるので、対象者にとっては大きなストレスになります。

トラブルを未然に防ぐために

エスケープ対策で最も重要なのは、徘徊のリスクを十分に理解しておくことです。
予め徘徊症状が見られる場合は、最悪のケースを想定して対策を考えておきましょう。
ときには予想外の方法でエスケープすることも考えられるので、トラブルが発生する前に対策を見直すことが大切です。

また、現時点では徘徊症状が見られない場合であっても、安心することはできません。なぜなら、エスケープは「突然発生する出来事」だからです。
対応が後手に回ってしまうと悪い方向へ進んでしまう可能性があるので、積極的にリスクマネジメントの取り組みを行うようにしましょう。

リスクマネジメントの機能化

リスクマネジメントを徹底させるためには、施設側の負担を減らしつつ、効率化を図る必要があります。
負担になる行為や安直な考えでは実行するのが難しく、リスクを回避できない可能性が高くなってしまいます。そのため、エスケープ対策に有効的なシステムを活用して、理想的な環境・体制を整えることをおすすめします。

しかし、対象者にストレスを与えるような対策は逆効果になる可能性があります。
より安全にリスクマネジメントを機能化させるためには、施設側と利用者側の双方にメリットのある対策を考えることが大切です。

顔認証システムがエスケープを防止する

「顔認証徘徊防止システム LYKAON」は、従来の製品が抱えていたデメリットを解消し、安全性を向上させた次世代のシステムです。
4つの機能でエスケープ防止をサポートしてくれるので、負担をかけずに安全性を高めることができます。

ネットワークカメラ

ネットワークカメラ

出入り口に設置して対象者の顔情報を識別。
この機能によって対象者のみを検知できます。

ソフトウェア

ソフトウェア

パソコンにインストールしてカメラの映像をリアルタイムで管理。
カメラの映像は静止画として保存されるので、その画像を対象者として登録することが可能です。

検知アラート

検知アラート

エスケープ発生時に検知アラートが音と光で警告します。
音量は状況に応じて3段階の調節が可能です。

スマホアプリ

スマホアプリ

スマートフォンのアプリをダウンロードすることで、検知状況をリアルタイムで把握。
エスケープが発生した際には即座にスマートフォンへ通知されるので、検知アラートから離れていても安心できます。

患者・利用者に負担をかけない対策

エスケープ対策は対象者に負担をかけない方法が望まれています。
しかし、従来の製品は対象者への負担が大きかったため、不満を感じさせて事態を悪化させることがありました。
特に物理的な施錠は軟禁と捉えられてしまう可能性があるので、対象者は「外に出たい」という想いが強くなってしまいます。

ですが、リカオンであれば対象者にストレスを感じさせるようなことはありません。
施設側の負担を軽減しながら安全性を高めることもできるので、リスクマネジメントを徹底したい方におすすめです。

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顔認証徘徊防止システムLYKAON

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