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認知症対策に 徘徊検知器の種類と選び方

徘徊検知器とは

徘徊検知器とは、その名の通り、認知症を抱えた高齢者が屋外へ出ようとした時に、それを検知し関係者に通知をするシステムのことです。
徘徊感知器、徘徊防止システムなどと呼ばれることもあります。

認知症を抱えた高齢者が徘徊することにより、行方不明になってしまうといった事態を防ぐ目的で導入がされます。

徘徊問題の防止策として

徘徊行動の結果、行方不明になってしまうと、様々な危険があります。
最悪の場合、生命の危機さえあるのが徘徊の怖いところです。

何らかの事故が発生してしまう可能性もあり、場合によっては保護責任者である家族や介護施設が責任を取ることになってしまうため、徘徊は何としても防止しなければなりません。

高齢者が増加している今、認知症・徘徊の問題も今後、今以上に増えてくるでしょう。
そんな徘徊問題の有効な対処法として現在導入されているのが徘徊検知器です。

徘徊検知器の種類

徘徊検知器にはいくつかの種類があります。 それぞれに特徴が異なるため、把握した上で最も適した徘徊検知器を選ぶと良いでしょう。

マットレスタイプ

重量センサーを用いた徘徊検知器です。ベッド脇やマットの下などに重量センサーを設置し、重量の変化を完治すると、通知をします。
導入が比較的容易ですが、厳密には徘徊の検知ではなくベッドからの起き上がりに検知するタイプとなります。

赤外線センサータイプ

赤外線センサーを用いた徘徊検知器です。一般的には、通路や出入口などに設置をします。
出入口付近にセンサーを設置しておくことで、徘徊が発生した際に素早く検知し、通知がされます。
配線工事なども不要な場合が多く、介護施設で比較的多く導入されやすいのがこのタイプの徘徊検知器です。

送信機タイプ

小型の発信機を対象者に身に着けさせるタイプの徘徊検知器です。
発信機から発せられる電波を受信することで徘徊を検知します。
配線工事の必要がなく、小型で目立ちにくいことから比較的使いやすい徘徊検知器です。
ただし、発信機を紛失してしまう、といったリスクが少なからず存在します。

徘徊検知器の新方式、顔認証

徘徊検知器の新方式、顔認証

徘徊検知器の新たな検知方式として新たに誕生したのが顔認証方式です。
これは、従来方式とは大きく異なり、対象となる人物の顔情報を識別し、徘徊があった場合は通知を行うというものです。
顔認証方式の大きなメリットは、その検知精度の高さです。
例えば赤外線センサータイプの場合、対象となる人物以外でも反応してしまう、つまり誤検知の可能性があります。
誤検知が続くと、誤検知に慣れるようになってしまい、本当に必要な時、いざとなった対応が出来ないといった懸念が出てきてしまいます。

顔認証方式では、本当に検知が必要な対象人物のみに対象を絞れるので、そのような誤検知の心配がありません。
徘徊は時として生命に関わる事故に繋がることさえあります。
だからこそ、徘徊検知器には、その精度が問われるのです。

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