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  • 高齢者徘徊への対応

社会問題となっている徘徊行動を取る人の多くが高齢者で認知症を患っています。 そしてその結果、不幸な事故に見舞われてしまうということも。

徘徊行動による事故が問題視される中、介護施設では深刻な人材不足が進み、介護職員の負担は相当な物となっています。 特に、認知症を抱える高齢者の対応は大きな負担となっており、徘徊行動が頻出しやすい深夜帯には人出も少ないことから、 介護職員は常に監視の目を光らせ、対応に追われることとなっています。 場合によっては、施錠で無理やり閉じ込めるような対応をせざるを得ないこともあるかもしれません。

介護施設に求められるニーズが日に日に増していく中、介護職員は高齢者の徘徊を未然に防ぐため、どう対応していけば良いのでしょうか。 今回、高齢者徘徊への対応方法をご紹介をしたいと思います。

なぜ徘徊が起きるのか?

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認知症の症状によって引き起こされる症状の一つとして知られていますが、そもそも認知症とはどんな症状なのでしょうか。

認知症(にんちしょう、英: Dementia、独: Demenz)は、後天的な脳の器質的障害により、いったん正常に発達した知能が不可逆的に低下した状態である。

(Wikipediaより引用)

この内、高齢期に発症する認知症を老人性認知症と呼びますが、高齢期の老化に伴い脳が変性・萎縮してしまうことで記憶力・理解力・判断力・計算力といった知的機能が低下し、日常生活や社会関係に支障をきたしてしまいます。 知的機能が低下することで、「自分がどこにいるかわからない」「自分がどこに行こうとしていたかわからない」といった症状が出ることがあります。 これが徘徊の原因です。

自宅にいるにも関わらず、自分がどこにいるのかがわからなくなってしまい、自宅に帰ろうとしてしまう。 買い物に出かけようとして外出したものの、途中で自分がどこに向かおうとしていたのかがわからなくなってしまう。そして自分がどこにいるのか、自分の家がどこにあるのかがわからなくなってしまう。

決して徘徊は、意味もなく出歩いているわけではありません。 本人には目的があっての行動なのですが、目的や自分の位置を認知できなくなってしまうことで、第三者には意味もなく彷徨っているように見えるのです。

1.GPS端末による対応

近年、GPSに対応した徘徊対策グッズが多く出回っています。 もし介護施設から飛び出してもすぐに居場所を突き止め、対応することができるこのグッズは、認知症を抱える高齢者の対応頭を抱える介護施設にとって、効果的な徘徊対応機器と言えます。 さらに、徘徊者の保護を警備会社に任せることができるので、介護職員が対応する負担も大幅に軽減されます。

しかし、これらはお年寄りの方が「GPS端末を持ち歩いてくる』と言う前提があっての話です。 この前提が難しく、高齢者の方の中には不審がってGPS機器を持ち歩きたくないという人が少なからずいます。自分の居場所を知られるということは誰であってにストレスとなり得ますが、自分が認知症であると知らされ、その対応としてGPS端末の所持を義務付けられるということは、ひときわ苦痛を被る行為なのです。

そのため、万能に思えるGPS端末ですが、対応には注意が必要となってきます。 さらに、GPS端末は徘徊行動自体を防ぐことはありません。徘徊行動が起きた後の対処療法であるということは、念頭に置いておかなければなりません。

2.マットセンサーによる対応

認知症対応グッズの一つに「マットセンサー」というものがあります。 マットセンサーはベッドの下に敷くことで降りたことを知らせる、施設向けの徘徊者対応グッズです。 ベッドから降りたことをセンサーで感知し、介護職員に知らせることにより徘徊をいち早く察知し対応することができるのがその特徴です。

しかし、注意しておかなければならないのが、ベッドから出る理由はなにも徘徊だけではないということです。 トイレや飲料水を飲みにベッドから出ることも考えられます。 さらに、外出をしたくてじっとしていられない高齢者の方は、しきりにベッドから出てストレッチをすることもあります。

つまり、ベッドの上でじっとしていられる患者には一定の効果があるものの、徘徊の発生しやすい外出願望の強い認知症患者の抑止には効果を見い出しにくいのです。

どちらかと言えば、徘徊対応グッズとしてよりも、寝たきりの方がベッドから転落したときに、スタッフがすぐ駆けつけて対応できるようにするグッズとしての趣が強いと言えるでしょう。

3.顔認証システムによる対応

顔認証システムによる対応

介護施設では通常、徘徊抑止のために、複数の対策・対応を取っているケースが多くあります。 しかし、それでも介護施設の人員不足もあり対応が困難なケースも決して少なくありません。

そんな中で、弊社が開発をしたのが、「顔認証」という従来の徘徊対応機器とは全く異なる検出方式を採用したのが、「顔認証徘徊防止システム LYKAON」です。

顔認証徘徊防止システム LYKAONの仕組み

顔認証徘徊防止システム LYKAONの仕組み

「顔認証徘徊防止システム LYKAON」は、対象者の顔情報を識別し、検出することで、介護職員に対し徘徊行動が発生したことを警告・通知を行うシステムです。 予め対象となる人物の顔情報をシステムに登録しておき、カメラを出入り口付近に設置することで、登録者が外出しようとしたところをシステムが検知し、徘徊の発生をアラームで知らせます。

対象者のみに作動

対象者のみに作動

赤外線センサーと似た動きになってきますが、大きく異なるのが「対象者を識別できる」という点です。 赤外線センサーの場合、玄関に立ち寄ったりドアを開けるだけでも作動をしてしまうため、対象となる徘徊患者だけでなく、職員や面会者であってもチャイムやアラームなどが鳴ってしまいます。 それを防ぐために一時的にセンサーをオフにしたり、毎回鳴り響くセンサーのアラームに介護職員が慣れてしまうことで、徘徊の抑止力が大きく低下してしまうのが、赤外線センサーのデメリットです。

しかし顔認証による検出方式では、データベースに登録した対象者にのみ反応し、警告を行うことができるので、不要な警告がされることがありません。確実にお年寄りの徘徊のみを感知して対応することができるのです。

GPS端末の様に、「気づいた時には既に遠くへ行っていた」のでは対応が遅すぎますし、赤外線センサーの様に何度も鳴るアラームに慣れ、見て見ぬ振りのようになってしまっては効果がありません。 高齢者の徘徊行動に対し、確実に対応するためには、いざという時だけに識別し、アラートを鳴らすシステムの存在が不可欠なのです。

離れた場所でもスマートフォンへ通知

離れた場所でもスマートフォンへ通知

介護職員が不足する社会情勢の中、常に職員が警告に気づける位置にいて、徘徊行動に対応できるとは限りません。どんなセンサーであっても、警告に気付かなければ対応できないのです。 とは言え、徘徊に対応する人員を常に配置しておくというような対応は、現在の社会情勢では現実的には困難な状況にあります。

そこで、「顔認証徘徊防止システム LYKAON」は、警告に気づくことの出来ない場所にいる介護職員のスマートフォンへ、徘徊行動の検知をいち早く通知するようになっています。 フロア規模の大きな介護施設内での情報共有として、非番の管理者への情報共有として、従来の徘徊対策にはなかった強力な機能です。

次世代の徘徊対応として

介護にまつわる社会情勢が刻々と変化していく中、介護施設に求められる対応も変わりつつあります。従来の方法では対応しきれなくなりつつあることは、介護職関係者であれば体感をしているのではないでしょうか。 「顔認証徘徊防止システム LYKAON」は、従来の徘徊防止策とは大きく異る、次世代の徘徊対策です。 変わりつつある社会情勢の中、徘徊対応の新たな選択肢として、「顔認証徘徊防止システム LYKAON」を。

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顔認証徘徊防止システムLYKAON

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